エース上野
北京五輪で悲願の金メダルを獲得したソフトボールの日本代表が22日、北京市内のジャパンハウスで記者会見し、準決勝からの3試合を投げ抜いたエース上野由岐子投手(ルネサス高崎)は「多くの人の思いを背負ってマウンドに立った。思っていたより、いろんな意味ですごく重い」と金メダルの実感を表現した。決勝の米国戦から一夜明け、金メダルを胸に下げた選手は晴れやかな表情。山田恵里主将(日立ソフトウェア)は「勝った瞬間は実感がなかったが、メダルをもらって勝ったと思った。最終的に米国に勝てる自信はあった」と笑顔でコメント。上野は「疲れよりうれしさの方が大きい。次は2016年五輪にソフトボールがカムバックできるように貢献していきたい」と力強く話した。
会見前には北京の日本人学校との交流イベントで児童の合唱を聴き、多くの選手が涙ぐむ場面もあった。
斎藤春香監督は「15人全員でつかんだ金メダル。みんなの思いを選手が体と心で感じ、4回目の五輪で悲願を達成できた。五輪のソフトボールは一区切りになるが、選手が復帰へ向けて1歩前進させてくれた」と感慨深そうに振り返った。
[2008年8月22日18時19分]日刊スポーツ
スゴイですよねぇ。
アメリカから声かかったりしないのかなぁ。