ベテランの投球
横浜・工藤公康投手(45)が22日、沖縄・宜野湾キャンプでシート打撃に登板し、打者12人を相手に1安打5奪三振の好投。キャンプ初日から離脱するなど不安もあった45歳の“ハマのおじさん”だが、一球の感覚を確かめながら安定感を見せた。10人目の佐伯を見逃し三振に打ち取ると捕手の野口が「カァーッ、ナイスボール!」とうなった。44球で許した安打は先頭の仁志のみ。キャンプ入り後、初めて打者相手に投げたが、ベテランの投球が光った。
新人教育も行った。松本の2度目の打席、初球に手を出し二ゴロに仕留めると「初球から打つにしてはちょっとなぁ」とマウンドから語りかけた。捕手・細山田も「こう投げればこうなると予測できることがすごい。やっぱり超一流と呼ばれる人」と脱帽した。
キャンプ初日に左ふくらはぎを痛め、慎重に状態を整えてきた。「良くもなく悪くもなく。まだ下半身が8割5分しかないので」と満足はない。次の登板については明言しなかったが「下(半身)がしっかりできてくれば、もっと強い踏み込みができる」と、完全復調への階段を駆け上る。
デイリースポーツ
ベテランて、頼れますよね。
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