Thursday, March 29, 2007

ヤミ金から逃げた男性放置

ヤミ金から逃げた男性放置 熊本県警、関与警官処分へ
 東京・銀座のクラブホステス殺人事件で警視庁に逮捕された右翼団体会長の鈴木一範被告(39)が主宰するヤミ金グループから逃げた部下の男性(25)が昨年10月、助けを求めた熊本県警に保護されず、放置されていたことが29日、分かった。その後、この男性に対する強盗致傷容疑で警視庁が鈴木被告を逮捕し、殺人事件が発覚した。県警の放置は殺人事件発生前で、適切な対応を取っていれば事件は起きていなかった可能性がある。県警は、放置にかかわった警察官や上司を処分する方針。
 県警によると、男性はヤミ金グループで貸し付けや取り立てのノルマを達成できず、昨年10月にグループを抜けて実家がある熊本県に戻ろうと決意。熊本空港で警察官に「2000万円の借金をして追い掛けられている」と助けを求めた。
 警察官は警視庁に事件性の有無を照会したが判然とせず、最終的に「民事に警察は介入できない」と男性を保護しなかった。男性の顔にはこの時、鈴木被告らに暴力をふるわれたことによる傷や腫れがあったという。
 男性は10月22日、熊本市内で鈴木被告らに見つかり、埼玉県の鈴木被告宅まで連れ戻された。警視庁は今年1月、男性への強盗致傷容疑などで鈴木被告を逮捕。その後、同居していたホステスの女性=当時(20)=を殺害し、遺体を長野県の山林に遺棄した疑いで再逮捕した。
 熊本県警幹部は「空港で警察官が男性を保護しなかったことと、警視庁が摘発した殺人事件に直接の関係はないが、暴行された疑いがある男性を放置したことは警察として適切な対応ではなかった」と話している。

産経新聞より
 今となってみてって。感じだよねぇ。今さらでしょう。

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