Sunday, November 19, 2006

GABA

GABAブーム本物 6社・研究者が新組織
■実験第1弾 満員電車で抗ストレス  日常的にストレスが蔓延(まんえん)する今日、ヒトの体内にも存在し、ストレスを軽減する機能を持つとされるアミノ酸の一種、GABA(ギャバ)が食品成分として注目されている。すでにチョコレートやコーヒー飲料などの一般商品に配合された食品も登場し、ヒットを放つ例も出てきている。  これを裏付けるように、GABAの国内販売数量は急拡大しており、GABAの機能を学術的に検証し、このブームを本物にしようと、研究者らの呼びかけに原料、配合食品を提供するメーカー6社が応じ、GABAによるストレス軽減の研究と広報・啓発活動を目的とする組織が発足した。  「GABA(ギャバ)・ストレス研究センター」と名付けられたこの組織は、食品栄養学の領域でGABAの研究に当たってきた静岡県立大学の横越英彦教授を発起人に、今月1日に発足した。  活動の第1弾として、10月の調査で男性サラリーマンが日常、最もストレスを感じると答えた「満員電車」の中で、GABAのストレス軽減機能を実験した結果をまとめた。実験は午前8時台にJR東海道線の横浜-新橋駅間を走行する電車に20~30代の男女22人が乗り込み、唾液(だえき)から採取できる精神的ストレスの度合いを測るクロモグラニンA(CgA)の量を比較した。その結果、GABAを摂取した場合、摂取しない時の半分以下の量に減り、GABAのストレス軽減機能が確認できた。  研究センターの代表に就いた横越教授はこの結果について「GABAの食品成分での可能性を改めて実感できた」と語り、今後も日常生活でストレスを感じる場での研究・検証を続ける考えだ。  食品成分としてのGABAは2000年以降、キムチ、みそ、漬物などの発酵商品に登場、05年5月に江崎グリコが「ストレス社会で闘うあなたに。」とうたって発売した「メンタルバランスチョコレートGABA」が06年3月末までの1年に満たない間に40億円を売り上げ、一躍注目を浴びた。  民間調査機関の富士経済によれば、02年に25トンだったGABAの国内販売量は、06年に4・4倍の110トンに拡大すると見込まれ、そのストレス軽減機能に着目し配合食品の幅も広がっており、一段の市場拡大が予想される。  研究センターの設立に参画した企業は、江崎グリコ、グリコ乳業、GABA配合のコーヒー飲料「ジョージアGABA」を4月に市場投入した日本コカ・コーラのほか、GABAの材料メーカー、ファーマフーズ、ファンケル、ロート製薬の6社で、配合商品の需要増にもつながる研究センターの研究・啓発活動を支援する。  組織とは別に、江崎グリコは日本コカ・コーラとGABA配合商品のマーケティングで共同歩調をとる一方、23日の勤労感謝の日に向け、「チョコレートとコミックで“ほっ”としよう」と小学館が発行するコミック誌「ビッグコミック」4誌に連載中の10作品を収めたコミック冊子とチョコレートをセットにした限定品を14日に発売するなど、個々の企業がGABAブームに一段の弾みをつけようとする動きも広がっている。

byフジサンケイ ビジネス アイ

 でも本当なのかねぇ。食べた事ないんだよねぇ。

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