Tuesday, June 24, 2008

競馬出資法違反

東京都目黒区の投資会社「東山倶楽部」が競馬の結果を的中させ高配当するとうたって不正に資金を集めた疑いが強まったとして、愛知県警生活経済課は25日午前、出資法(預かり金の禁止)違反容疑で同社の元東京都ブロック・地域リーダー、杉畑武容疑者(52)=東京都江東区=ら3人を逮捕した。残る実質経営者の男(50)は海外に逃亡しており、県警は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際手配する。

 杉畑容疑者以外に逮捕されたのは、静岡県富士市、元同社静岡・富士市地区リーダーで会社員、吉村宜久(55)▽静岡市駿河区、元同社静岡市リーダーで建築業、松田勲(60)の両容疑者。

 調べでは、3人は同社の中心的存在だった実質経営者の男と共謀して05年夏ごろ、同倶楽部の会員を対象に静岡県内で開いた出資説明会で、「競馬は財テク」などといって競馬の結果的中による高配当をうたい、複数の会員から計数百万円を集めた疑いが持たれている。

 同社関係者によると、説明会を取り仕切っていたのは実質経営者の男と杉畑両容疑者。吉村、松田両容疑者は幹部会員で、杉畑容疑者らの指示で、会員を募ったり、出資金を回収するなどしていたという。実質経営者は偽名を使い、同社監査役や本部長の肩書で事業にかかわっていた。

 同社は00年4月設立で、04年10月ごろから、各地で開いた出資説明会で「的中確率72.5%」などとうたい、会員約5000人から約60億円を集めていたとみられる。当初は配当していたが、06年初めごろから滞るようになった。【福島祥】

毎日新聞

 いろんな違法行為がありますねぇ

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