砂漠のバー
三遊亭白鳥の本人が創った落語10席。著者は若者を中心に、新作落語で人気の落語家。すでに高座での録音で、CDとして発売されているものもあり、実際にそれと聞き比べてみるのもいい。そもそも落語は聴くものだが、それを活字で読むというのも独特のものがあり、高座での様子を思い浮かべながら読むと興趣も増そう。
たとえば、このなかの「マキシム・ド・のん兵衛」は枕を入れても26分ほどの作品だが、本で読んでもすっきりとわかりやすく、面白さは高座のものと少しも変わらない。まるで自分が高座で演じているような面白さが伝わってくる。つい読みながら笑ってしまった。
(三遊亭白鳥著、講談社・1500円)
ZAKZAK 2008/04/24
絵本てたまに見たくなりますよね
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