黄金色に輝くネズミ
黄金色に輝くネズミ 和菓子で来年のえと田辺市湊のケーキ店「幸屋」の上園幸作さん(38)は、来年のえとのネズミを和菓子で作った。黄金色のネズミ3匹が稲穂と戯れている様子を表している。
ネズミの胴体は9センチ、尾を入れると26センチ。発泡スチロールにステンレス製の網をかぶせ、表面に粉砂糖、もち粉、ゼラチンを練って作った雲平生地を肉付けした。細かく形を整え、色を塗った。ひげには筆の毛を使った。
「菓題」は「子輝(こがね)」。えとのネズミを「子」と書くことから、子どもへの思いを込めた。上園さんは「最近暗いニュースが多い。来年からは明るい世の中であることを祈り、将来の宝である子どもに輝いてほしい」と話している。
菓子のえと作りは父親の末雄さん(69)が20年ほど前に始めた。毎年作ってきたが、6年前に体調を崩した。幸作さんは和菓子工芸の専門ではなかったが「毎年のえとの作品は『幸屋』ののれん。やめるわけにはいかない」と引き継いだ。
今回の制作期間は約1カ月半。動物図鑑を参考に、末雄さんらの助言や手伝いを受けながら仕上げたという。
1月2日から1年間、店頭に展示する。
紀伊民報から
結構、干支のものって正月すぎるとうれなそうだけどぉ。
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