気候変動対策調査
意識高いが財布のひも固い日本人…気候変動対策調査アクセンチュア、7500人対象
日本人は気候変動に対し、個人での対策が重要と考える割合が高いことが、経営コンサルティングなどを手掛ける世界的な企業、アクセンチュアの調査によって明らかになった。
この調査は7月から8月にかけて北米や日本など、世界17カ国の7526人(日本人は500人)を対象に実施した。
それによると、気候変動への個人レベルでの対策が重要と回答した日本人は、世界全体よりも16ポイント多い87%だった。一方で温室効果ガス削減につながる製品・サービスに、料金の追加を許容するとしたのは59%で、世界全体より5ポイント低かった。
気候変動対策に積極姿勢を示しつつも、コスト増には抵抗感があるというのが日本人の平均像でもあるようだ。
気候変動の懸念について、国によって微妙な差も出ている。日本とオーストラリアの回答者は、全体の90%が気候変動に懸念しているとしたのに対し、ブラジル、中国、インドの3カ国は97%と日豪を上回った。
アクセンチュアの伊佐治光男・素材・エネルギー本部エグゼクティブ・パートナーは「新興国は、気候変動よりも国の成長を重視するとみていたが、先進国以上に気候変動を懸念しているとの結果は予想外だった」と話している。
一方、気候変動問題に対策を講じない電力やガス会社があり、他社に契約を変更できると仮定した場合、日本人は59%が他の事業者に切り替えると回答。また、自らが実践している対策では「紙やプラスチックのリサイクル」(59%)、「自宅で暖房温度を下げる」(58%)などが多かった。
フジサンケイビジネスアイから
少しでもできることやっていかないとねぇ。
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