Sunday, December 23, 2007

M−1グランプリ2007

敗者復活から栄冠!サンドウィッチマン「夢見心地です」
漫才日本一を決める「M−1グランプリ2007」決勝が23日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、無名のコンビ・サンドウィッチマンがキングコング、トータルテンボスらを抑えて4239組の頂点に輝き、賞金1000万円を手にした。麒麟ら57組が参加した敗者復活戦を勝ち上がり、敗者復活組としては史上初の優勝。1DKの木造アパートに一緒に暮らすという2人は「ビックリして真っ白。夢見心地です」と驚きっぱなしだった。

 無名コンビが“M−1ドリーム”をつかんだ。優勝が決定すると、2人はがっちりと抱擁。金髪に刈り上げ、堂々たる体格の伊達みきお(33)は頭を押さえ、茫洋(ぼうよう)とした表情の富澤たけし(33)は天を仰いで現実を確かめた。伊達は「夢見心地です。何も覚えてないです」と放心状態で感想を語った。

 99年にコンビ結成。バラエティー系番組のほかに「Vシネマのチンピラ役で出ていたくらい」と富澤。これまでは営業の仕事が中心で、昨年までは駐車場の警備などのバイトをしていた。現在も、板橋区内の木造アパートで同居している。「ネズミとかがいっぱいいて、人が死んでいそう」とマネジャー。1DKで、家賃6万8000円という。

 M−1には02年から出場。05、06年は準決勝まで進出。今年も決勝進出はならなかったが、敗者復活戦を勝ち上がった初の王者となった。5000人のファンが集まった大井競馬場の敗者復活戦から、馬運車に揺られてテレ朝へ。渋滞のため、途中でバイクに乗り替えた。決勝進出コンビ8組の後に登場すると、最高得点を獲得。「ネタがないから、今から考える」(伊達)というハンデに加え「決勝も相方がネタを忘れた」(富澤)という中、勢いでファイナルも制した。

 大会委員長の島田紳助は「小汚い2人が勝ち残ってるのは、力がある。感動しました」と祝福。番組終了後、さっそく日テレ系「行列のできる法律相談所」のプロデューサーから「1月13日には出てもらいますから」とオファーがあった。

 優勝賞金1000万円の使い道は「新しいアパートに引っ越して、あとは親にあげます」(伊達)、「あとは借りたものは返さないとね」(富澤)という苦労人。スターへの道を歩み始めたシンデレラコンビは、最後まで驚いた表情だった。


livedoorニュースから
 敗者からとはすごいねぇ、もう嬉しいってもんじゃないでしょう。これで急に仕事入ってきそうだねぇ。

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