Friday, December 28, 2007

新装「サンケイホールブリーゼ」、

新装「サンケイホールブリーゼ」、来年11月開場-公演内容多彩に

 大阪サンケイビルの開発計画に伴い、2005年夏に閉館したサンケイホール(大阪市北区梅田2)が来年11月、名称を「サンケイホールブリーゼ」と改めオープンする。

 「ブリーゼ」は「そよ風」を元にした造語で、同ホールが入る「ブリーゼタワー」から名付けたもの。「このホールから、新しい時代の文化・芸術のここちよい風が立つ、そんな思いを込めている」(同ホール)という。

 客席は、1階=562席、2階=306席と1~3階のバルコニー席44席の計912席。ホール内部は、壁、椅子、背もたれ、手すりなどすべてを黒一色でまとめた。「不必要な光の反射を抑え、観客の舞台への意識を高める」と、ブリーゼタワーの外観デザインとホールの設計を担うクリストフ・インゲンホーフェンさんが「Black as a neutral colour」との考えから提案した。ホワイエは対照的に「真っ白」な空間にデザインされているという。

 開場記念公演は11月15日、テノール歌手、ホセ・カレーラスさんの「デビュー50周年特別コンサート」。その後、世界を代表するオペラ歌手、エヴァ・メイさんとアントニーノ・シラグーザさんの世界初共演や、「ザ・フォーク・クルセダーズ」の元メンバー、きたやまおさむさんの公演、桂小米朝改メ五代目桂米團治襲名披露落語会などが予定されるなど、クラシック、ポピュラー、伝統芸能と幅広い内容になっている。

 12月6日から始まるこけら落とし公演は、生瀬勝久さん主演の「冬の絵空」。同作品は、生瀬さんと同じ劇団そとばこまち出身で、バラエティー番組演出の第一人者でもある小松純也さんが20年近く前に書き下ろした新釈忠臣蔵。演出は鈴木勝秀さんが務める。その後もイッセー尾形さんのひとり芝居、米朝一門会、矢野顕子さんや小椋佳さんのステージなど、30代~40代をメーンターゲットとした、幅広い層の集客が見込める公演を予定。担当者は、「幅広い層の観客とアーティストの方々に、新しくなったサンケイホールを体験してほしい」と話している。


 梅田経済新聞より
  新しくていいねぇ。

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