Monday, June 04, 2007

手の人差し指と薬指

薬指の長い子は数学が得意? 英研究チーム
2007.06.03
Web posted at: 12:14 JST
- REUTERS

ニューヨーク(ロイター) 手の人差し指と薬指、あなたはどちらが長い?――英バス大学の心理学者らによる研究で、薬指の方が長い子どもは数学、そうでない子どもは言語能力のテストでそれぞれ高得点を挙げる傾向が強いとの結果が報告された。2本の指の長さの比率と学力の傾向は、どちらも出生前に胎内で分泌されたホルモンの影響を受けるとの説が有力だ。


同大のマーク・ブロスナン博士らは、6-7歳の子どもたち75人を対象に調査を実施。人差し指と薬指の長さを比べるとともに、数学と言語能力の標準テストを行い、結果を分析した。英専門誌ジャーナル・オブ・サイコロジーの最新号に掲載された報告によると、数学のテストで成績が良かったのは、男子で薬指が人差し指と比べて長いグループ。言語能力が優れているのは、女子で2本がほぼ同じ長さのグループだったという。


これまでの研究で、人差し指と薬指の長さは、その人の認識能力や性格、運動能力、一部の病気の発病などと関連があるという報告が出ている。専門家らによれば、指の長さは胎児期に浴びたテストステロン(男性ホルモン)とエストロゲン(女性ホルモン)の量によって決まると考えられる。テストステロンを大量に浴びた場合は薬指が人差し指より長く、エストロゲンが多ければその反対になるとみられる。一方、胎児の脳の発達もこれらのホルモンの影響を受ける。


テストステロンが多ければ数学的思考を扱う部分、エストロゲンが多ければ言語を扱う部分の発達が促進されるという。つまり、指の長さか得意分野のどちらかを見れば、胎内で浴びたホルモンのバランスが推測でき、もう一方の傾向も予想できる――というのが、研究者らの主張だ。


ブロスナン博士は今回の結果を受け、「指の長さを測っても学力テストの代わりにはならないだろう。しかし、われわれが生まれつき持っている能力を解明するうえで、興味深い研究対象であることは確かだ」と話している。


CNNから
 薬指の方が長い。確かに、数学得意だったぁ。

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