王さん
王監督 3カ月ぶり“わが家”でゲキ3カ月ぶりに元気な姿を見せ、身振り手振りでインタビューに応えるソフトバンク・王監督
王監督、お帰りなさい!胃がんの手術を受けた後、都内の自宅で静養していたソフトバンクの王貞治監督(66)が28日、約3カ月ぶりにヤフードームを訪れてナインと対面。手術前より体重は15キロ近く減ったが、元気な姿を見せ、プレーオフでの巻き返しに期待を寄せた。王監督は今季最終戦となる、29日の楽天戦を観戦する。 王監督が“わが家”に帰ってきた。グラウンドに立ち、ヤフードームの天井を見上げると、こみ上げる懐かしさで笑みを浮かべた。「やっぱりドームはでかいな。野球しか分からないから、野球場はいいね」。7月5日の西武戦以来85日ぶりに本拠地に戻って来た喜びを「本当にここに立てて良かった」と表現した。 胃を全摘出する手術の影響で体重は15キロも減り、ほおがこけ、声も多少かすれていた。椅子に座っての会見となったが、野球に対する熱さは変わらなかった。10月7日から開幕する第1ステージに向けて「プレーオフは短期決戦。先手必勝が大事」と助言を送った。 「(今季中は)ユニホームはまだ着られない。プレーオフもついてはいけないと思う。今まで通りテレビでの応援になる。今の体制があるし、気持ちを乱すことなく思い切って戦ってくれればいい。悔しさをプレーオフの場で思い切って晴らしてほしい」 29日の楽天との今季最終戦を観戦し、数日間は福岡に滞在。練習も視察予定で「刺激になってくれれば」と選手の奮起を期待した。首脳陣も、第1ステージは初戦に斉藤和、2戦目に新垣を先発させることを決定。プレーオフへ向け、準備は整いつつある。 「やっぱり戦いの輪の中にいないのはつまらんですよ」と来季も指揮を執る意欲をあらためて示した王監督。球場ではカレーライスを少量ながら食べるなど、栄養摂取の面でも順調に前に進んでいる。元気になった王監督の姿がチームにとって最高のカンフル剤となる。 ≪王監督に続投正式要請へ≫球団は近日中に王監督に続投を正式要請することになった。角田球団代表は来季の指揮について「監督は前向きに受け止めているし、オーナーの気持ちの中では以前から決まっている。近々ということになる」と語った。入院中にも孫オーナーから「焦っていただかなくても大丈夫です」と事実上の続投要請がなされていた。
スポニチより
なんか、一気に老けちゃった感じするよね。
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