キリン過去最高益
ビール大手4社中間 キリンは過去最高益 サッポロ2期連続赤字ビール大手4社の2006年12月期6月中間決算が10日、出そろった。キリンビールが00年の連結業績開示以来の過去最高益となったほか、サントリーは3期ぶりの営業増益となった。一方、アサヒビールは減益、サッポロホールディングス(HD)は2期連続の赤字と明暗を分けた。 キリンは、第3のビール「のどごし〈生〉」と発泡酒「淡麗グリーンラベル」「円熟」が好調で売上高は00年以降で過去最高。営業、経常、最終の各利益とも過去最高を記録した。佐藤一博常務は「天候不順で総需要が減退したが、カテゴリーごとのブランド確立が成功して乗り越えた。通期も好調を守れるだろう」という。 サントリーは、高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の貢献もあり増収増益。主力の酒類事業の売上高は前年同期比4・2%増の2454億円と好調だった。内藤俊一専務は、ビール事業について「通期で営業利益の黒字化を目標にしており手応えはよい」と1963年の参入以来初の黒字化に自信を示している。 一方、アサヒビールは、発泡酒の不振で酒類事業が減収だったが、子会社化した食品・薬品の和光堂の売上高が加わり増収を確保。営業利益は販促費増などで減益となった。ただ、通期は売上高で4・1%増の1兆4880億円と過去最高、最終利益も6期連続の過去最高益更新の見通し。 サッポロHDは、第3のビール「ドラフトワン」が低迷し2期連続の減収。営業、経常、最終損益とも2期連続の赤字を余儀なくされた。
フジサンケイビジネスアイより
最近うちもキリン派です。
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